相続・空き家問題について


 “お役立ち情報” にも相続登記についての情報がありますが、数年前に祖父母の家を父と叔母が相続登記をしていたのでタイムリーな話題でした。

市役所などは日常で行く機会も多いですが、法務局などは訪れる機会も少ないですし、手続書類も馴染みのない物が多く、添付書等も色々とあって父親の付き添いで法務局で手続きをした時も中々大変だった事を思い出しました。

法律の改定もあり、【正当な理由がないのに相続登記をしない場合、10万円以下の過料が科される可能性があります。遺産分割(相続人同士の話し合い)で不動産を取得した場合も、遺産分割から3年以内に遺産分割の内容に応じた登記をする必要があります。】との情報で、急いで叔母のスケジュールと調整して名古屋法務局 春日井支局へ手続に向かった記憶があります。

 

登記をしないままで、その不動産の相続が何代も続いた場合には、相続人がどんどん増え、更に多くの手続き書類が必要となってくる可能性や

「空家」となって、倒壊したり、放火等の危険もあるかもしれません。また、 火災保険等の受け入れも難しくなってきます。

思い入れのある物の整理等は、気持ちの問題もありますので中々進める事が難しい場合もあると思います。

私の家族の場合は、偶然にも空き家対策を得意とされている業者さんと知り合う機会がありました。

その業者さんは空家予防に努めておられ、行政との官民連携体制で『空家予防による、まちづくり』に取組んでいらっしゃるとの事でした。

その業者さんでも、「空家問題は誰にでも起こりえる課題ですが、まだまだ認知度が低いのが現状です。適切な情報発信と共に、地元密着の空家相談窓口として、お客様に寄り添ったご提案をおこなって参ります。」と仰っておられたので、中々スピード感を持って立ち向かう事は難しい事なのかもしれません。

まだまだ私自身が保険の内容についても勉強中ではありますが、保険についてだけでなく、相続や空き家対策なども相談に乗れるようになって行きたいなと考えさせられる出来事でもありました。

 

営業部 尾藤