みなさん、こんにちは。
今回は巻き肩について話そうと思います。

突然ですが、あなたの肩は、巻き肩ですか?

近年、パソコン・スマートフォン・タブレットなどの普及により、巻き肩の方が増えているそうです。
みなさんはどうでしょうか?
実際私は、かなり巻き肩になっております(笑)

 

ここで巻き肩になっているかチェックしてみましょう!

簡単にできるセルフチェック方法をお伝えします。

肩幅に足を開いて立ち、その状態でバンザイをしましょう。腕をできる限り耳に
近づけながら限界まで後ろに倒し、その位置をチェックします。

腕が耳より後ろまでいけば巻き肩の心配は少ないですが、腕が耳より前までしか
行かなかった場合は巻き肩の可能性があります。

みなさん、どうでしたでしょうか?
私は見事に耳の前で止まりました!!

さて、近年増えているこの巻き肩ですが、体に与える影響はどういったものがあるのかご紹介致します。

1慢性的な首肩の凝り・・・
 巻き肩になると、肩が本来の正しい位置ではなくなるため、肩周辺の血流が悪くなり強張りやすくなると言われています。
 さらにデスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、タイピングで手を前にしている分、肩も内側に入りやすくなってしまい、
 その状態で凝り固まってしまう…なんてことにも。

2疲れやすい・・・
 肩が内側に入ると、胸側の筋肉も収縮した状態になります。そうすると、どんどん前のめりの姿勢になってしまい、
 頭と首が肩より前の位置にきて負担が増すばかり。
 この姿勢になると、呼吸をする時に肺が思うように膨らむことができず、知らず知らずのうちに浅い呼吸になってしまうこともあるのだとか。
 呼吸が浅くなってしまうと体全体に酸素が届きにくくなり、そのため疲れやすくなると言われています。

3むくみやすい・・・
 鎖骨にはリンパ節があり、体全体のリンパの最終地点となっています。巻き肩になって胸側の筋肉が収縮して硬くなることで、
 鎖骨周辺の巡りも悪くなってしまうことも。ここが滞うと、全身の老廃物が滞留しやすくなってしまうので、
 体が重いと感じたり、むくみでスッキリしないといった症状に繋がりやすいと言われています。

                                        猪俣 隼弥