季節はいよいよ梅雨入り、雨の多い日が多いですが、いかがお過ごしでしょうか。

残念ながら雨で見ることはできませんでしたが、先日6/14は満月でした。

いろいろな呼び名がありますが、最近では6月の満月を「ストロベリームーン(イチゴの月)」と呼ぶのが人気で、
元々はアメリカ先住民にとってイチゴの収穫期であったことからついた名前だそうです。

他にも、ヨーロッパでは6月の満月を「ローズムーン(バラの月)」や「ハニームーン(ハチミツの月)」という呼び名もあるとか。

日本の旧暦で月を「和風月明」(睦月、如月・・・)で表現していたように、
世界の様々な場所で、月に名前を付ける文化があるようです。
「月」というのはそれだけ多くの人にとって関心を持たれ、愛される存在であったことがわかりますね。

ちなみに、日本において月を愛でる文化は昔からあり、「百人一首」の100首の中には月を詠んだ和歌が12首もあります。

次の満月は7/14(木)、アメリカ先住民は7月の満月を「バックムーン(雄鹿の月)」と呼ぶそうで、天文学的には月が地球に最接近する「スーパームーン」となるそうです。
何かと忙しないことが多い昨今ですが、時にはふと一息、夜空を見上げ、月見を楽しむ時間を持つのはいかがでしょうか。

寺本 大輔