「ふるさと納税」は幸せの扉!

突然ですが、「ふるさと納税」を利用したことあ りますか?

総務省によると2023年には、約1000万人の方が、ふるさと納税を利用した

とのことです。日本の個人住民税納税者は、約6000万人ですから、約16%の人が、昨年度、ふるさと納税を利用したことになります。

 

私も子供が独立して、税金が増えたことを機会に始めたのですが、全国の美味しいものをお取り寄せできるので、とても気に入っています。ふるさと納税は、自分の故郷や応援したい自治体など、好きな自治体を選んで寄付できる制度で、自分の控除上限額の範囲内で寄付すると寄付した金額の2000円を超える部分が、翌年度の住民税等から控除されます。

 

利用方法は簡単で、ネットの「さとふる」や「ふるなび」などのふるさと納税サイト内の控除限度額シュミレーションに年収や家族構成等を入力すると自分の寄付限度額の目安が確認できます。そして、その範囲内で返礼品を選び申し込むと自治体から返礼品と別便で申請書類が送付されてきます。確定申告をする場合には、申請するとその年の所得税から一部控除(還付)され、残りは、翌年度の住民税から控除(住民税の減額)されます。

 

また、寄付した自治体が、5自治体以内で、確定申告をする必要のない給与所得者の場合、確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」を利用することができます。「ワンストップ特例制度」は、申告書等の書類を自治体に郵送するだけで手続きが完了します。また、マイナンバーカードがあれば、スマートフォンからのオンライン申請も可能です。寄付した翌年の1月10日までに寄付したすべての自治体に手続きする事によって、翌年の6月から翌翌年の5月までの住民税が減額されます。ただ、ワンストップ特例で申請した後に確定申告をした場合には、ワンストップ特例制度による控除は無効になるなどの注意しなければいけない点等もあります。

 

「ふるさと納税」の返礼品は、寄付金額の3割を上限と決められていますが、各自治体が、自慢の名産品を寄付のお礼の品物としているところも多く、普段の生活だと手が出せないような立派な果物や海産物も食すことができ、こんな贅沢な美味しいものが食べられるのも「ふるさと納税」のおかげだなと幸せな気分になれます(笑)

 

 「ふるさと納税」利用者は、お米やトイレットペーパー中心の「堅実派」と高級食品や商品を選ぶ「贅沢派」に分かれるらしいですが、どちらにしても「ふるさと納税」を利用したことのない方は、ぜひ、一度、応援したいふるさとの特産品を取り寄せてみてください。思わず少しだけ幸せな世界にいけること間違いなしです!