イベントと経済効果
本日はバレンタインデーですね。
最近のバレンタインのトレンドは、
①見た目が映えるチョコレート(ハートや動物のかわいいチョコ、見るだけで思わず笑顔に!)
②ご褒美チョコレート(自分へのご褒美、友達と食べ比べ!)
③チョコレートをプラスしたスイーツ(バームクーヘン、クッキー、アイスなど、チョコとのマリアージュを楽しむ!)
という傾向のようです。
先日デパートでチョコレートのフェアが開催されていましたが、
色鮮やかでおしゃれなチョコや、高級感のあるチョコが目立っていました。
さて、バレンタインのようなイベント事があると、
よく「経済効果は○○円」といったニュースを耳にすることがあります。
2019年のイベントを例にとると、発表されている日本国内の経済効果は、
バレンタイン: 1260億円
ハロウィン : 1155億円
クリスマス : 7000億円
ラグビーW杯: 4370億円
やはりクリスマスは日本人にとって一大イベントだというのがわかります。
日本代表の活躍で大いに盛り上がった日本開催のラグビーW杯は、
ラグビーファンが増えたことで今後の好影響も期待できそうです。
そして2020年、東京オリンピックの経済効果の試算は、なんと、大会運営などの直接効果だけで、約5兆円!
インフラ整備や観光客増加などの大会後の効果も含めると、約32兆円!!
世界中が注目するビッグイベントだけあって、やはり桁違いですね。
イベントの経済効果というと、そのイベントに対する注目度、
いうなればそのイベントを、「多くの人がどれだけ楽しみにしているか」
を表しているものだと思います。
保険ではよく「ライフイベント」という言葉を使い、
一生涯で起こるイベントについてのお話をします。
結婚、出産、子供の教育、住宅購入、老後の生活・・・
これらに必要なお金の話、となると気が重くなる面もありますが、
ライフイベントは自分の生涯における一大ビッグイベントであり、
バレンタインやクリスマス、W杯やオリンピックと同様、
自分にとって楽しみなイベント、心を豊かにしてくれるイベントだと思います。
まずは自分のライフイベントを、「自分がどれだけ楽しみにしているか」
という視点で考えてみるのはいかがでしょうか。
寺本 大輔