気分よく過ごすために
私の住んでいるところは、都会感が全くない田舎町です。
10数年前に引越してきた時に「ゴミ当番は滅多に順番が回って来ないよ。1回やったら当分ないから」と聞いていたのに、既に4回目…。自治会で輪番制だったゴミ当番が、来月から行政が間に入る事になり、今回が本当に最後のゴミ当番となりました。
私はゴミ当番が苦手で、と言うのも「面倒だから」とか「平日の早朝から大変だから」とかではなく、一緒にゴミ当番をする人との会話が苦手で、話を聞くのも相槌打つのも気を使い、朝から一気にグッと疲れるからです。
そんな中、最後のゴミ当番は、地元の生き字引と言うようなおじいちゃんと一緒でした。そのおじいちゃんは何でも知っていて、新参者の私にもわかるように地元の話をしてくれました。奢らず、教えてあげる感を出さず、話している自分に酔う事もなく、私の興味がどこなのか察知し…身近にある興味深い話をいろいろしてくれたので、ゴミ当番の時間があっという間に終わってしまいました。
一緒にいる相手に気を使わせないことはとても難しく、話を合わせるのも大変だと思います。そんな素振りを少しも見せないおじいちゃんからの気付きを忘れずに過ごしていきたいと思います。
業務部 N.K