テレビをつけていると必ず流れているコロナウイルス関連のニュース。
毎日のように感染者が増加した減少したなど報道されており、気持ちも晴れないニュースばかりです。

そんな日々の中、とても感動したニュースがありました。
競泳の池江璃花子選手のニュースです。
第97回 競泳 日本選手権にて競泳女子100メートルバタフライで優勝し、東京オリンピックのメドレーリレーの代表に内定しました。
今までの努力が報われた、とインタビューでは涙を流しながら話していました。

池江選手は、2019年2月12日、18歳のときに自ら白血病を告白し、10ヶ月間の長期間の療養を経て退院。
それからたった2年という期間で日本選手権優勝まで辿りつきました。

その裏には、計り知れない努力があったと思います。

陸上の藤光謙司選手が
「努力は必ず報われる。スポーツの世界でもよく聞く言葉だ。そんなニュースを目にすると僕自身も勇気をもらったりする。
しかし、勝者=報われるという考えだと大半の人の努力が報われていないことになる。正しい努力とは一体何なのか」とツイートしていました。

池江選手は藤光謙司選手の投稿を
「確かに深く考えさせられる言葉ですね…。自分の過去では、努力してた先に『病気』が待ち受けていて、積み重ねてきた“努力”が全て無駄になった気がしました。
パリを目標と言っていた心のどこかには東京五輪に行きたいという気持ちも少なからずあって、それを達成できたからこその言葉なのかも知れません。」
その上で「どんな人も努力はしていると思います。ただ、その努力という定義も難しいなと思います。本気で目指してきたことをたとえ達成できなかったとしても、その努力を必ず誰かが見てて、誰かが勇気をもらえるのではないでしょうか」
とリツイートされていました。

私は、「どんな人も努力はしている。たとえ達成できなかったとしても、その努力を必ず誰かが見ていて誰かが勇気をもらえる。」
この言葉に感動いたしました。
どんなに頑張っても達成できないこともあります。仕事やプライベートで努力を重ねたけれどいい結果に繋がらなかったとしたら・・・
しかしながら、その頑張りをみてくれている人がいて、同僚であったり家族など周りの人たちに勇気を与えるなら・・・

【2021年は努力を積み重ね、いい結果がでなかったとしても自分の糧とし周りに勇気を与えられる。】
そんな一年にしていきたいと思います。

猪俣 隼弥